2013年6月28日金曜日

3年後:JavaScript Maps API v3がサポートするブラウザのアップデート

元記事:Three years later: another supported browser update for JavaScript Maps API v3 (2013年6月28日)

時間は常に流れていますね...2010年に戻ると、私達が JavaScript Maps API v3がサポートするブラウザを最後に更新したころ、Androidはまだ軌道に乗り始めたばかりで、ChromeはまだOS XとLinuxでベータ版で、Internet Explorer 9がちょうどリリースされたばかりでした。

それから3年の今日、明らかなのは、Androidはヒーロになり、Chromeは世界で最も人気のあるブラウザの一つになり、モバイルブラウザでも利用でき、新しいバージョンのInternet Explorerもあります。そう、そろそろサポートするブラウザを更新する時がきましたね。

JavaScript Maps API v3について、以下のブラウザとオペレーティング・システムを公式にサポートいたします。

  • IE 8+ (Windows)
  • 現在と以前のバージョンのFirefox (Windows, Mac OS X, Linux)
  • 現在と以前のバージョンのChrome (Windows, Mac OS X, Linux, iOS)
  • 現在と以前のバージョンのSafari (Mac OS X)
  • iOSのモバイルサファリの現在と以前のバージョン
  • Android2.3 - 4.0のデフォルトブラウザ
  • Android4.1以上のChrome

このアナウンスによる変更はありません。今回サポート終了になるブラウザでも、サイトは以前のように引き続き機能します。しかし将来的には、今回サポートされたブラウザを中心に機能をテストし、バグフィックスを行なっていくことになります。

もしこの変更に関する質問がある方は、Googleと多くのGoogle Maps開発者コミュニティがヘルプします。Stack Overflowでは “google maps”とタグを付けてください。

さらに綺麗な地図へ:DynamicMapsEngineLayerの紹介

元記事:More Beautiful Maps: Announcing DynamicMapsEngineLayer (2013年6月27日)

世界中の企業や団体が、彼らの自然破壊活動に対向する環境保護の記録、国勢調査の収入  年齢分布、最新の店舗場所と営業時間など、地図空間データをホスティングするのにGoogle Maps Engine を使用しています。このデータの多くは、公共利用のために使用することができます。


本日、Maps Engineでホストするデータを相互作用的に可視化する新しい方法「DynamicMapsEngineLayer」を公開したことをご紹介させていただきます。このクラスを使うことで、クライアント・サイドでベクタデータをレンダリングすることで、マウスオーバやクリックなど、ユーザの動きに合わせてベクタデータの色を変更するというような、動的なスタイルの変更が可能です。

まずは こちらの地図 をお試しください。私達 非営利団体向けMaps Engineの一つである ゴールデンゲート国立公園保護団体が提供する公共流域界データの地図です。

あなたの地図を作り始めるために、まずはDynamicMapsEngineLayer のドキュメントを確認していただき、私達のギャラリーの中から、あなたが興味のあるMaps Engineで公開されているデータセットをさがしてください(もし"Maps APIコード" のリンクが地図の下にあれば、クリックするとコードが表示されます)。さらに詳しくは、開発者がGoogle Maps Engine内のデータを読み書きできるRESTfulウェブサービスAPI「Google Maps Engine API」を読んでいただき、公開データセットのクエリ方法 を学んでください。あなたの企業や団体がGoogle Maps Engineに興味がある場合は、ぜひご連絡ください。

投稿者:Jen Kovnats Google Maps APIプロダクト・マネージャ

2013年6月21日金曜日

今週の地図:ショット・ホットスポット

元記事:Map of the Week: ShotHotspot (2013年6月21日)

今週の地図は ShotHotspot を紹介します。
ShotHotspotはWeb上の位置情報付きの写真を Google Maps JavaScript API で地図上にプロットしています。PanoramioやFlickrのようにサイト上に描画し、ユーザは検索したり、撮影スポットを見つけたりできます。

ユーザは Placesのオートコンプリート を使った検索から始めます。



エリアを選択するとShotHotspotはそのエリアの地図を表示し、そのエリアで撮影された写真を表示します。MarkerClustererInfoBox ユーティリティライブラリを使用して情報を整理してます。



エリアを表示した後、描画ツール を使って特定のエリアを検索することができます。



そして訪れたいエリアにズームすると、あなたが選択した場所への ルート案内 が表示されます。彼らはサムネイル表示をするのに Static Maps API を使い過ぎているので注意してください。



いい撮影スポットを探すのに適したサイトですね。


投稿者:Mano Marks(マノ・マークス)、 Maps ディベロッパー・リレーションチーム

2013年6月14日金曜日

そわそわする素晴らしい金曜日!

元記事:Darting around Fab Friday (2013年6月14日)

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また金曜日ですね。なんとかやり過ごして来週に進みましょう!

いや実は私、来週はイスラエルに行くのでちょっとワクワクしています。もしTel Aviv(テル・アヴィブ:イスラエルの都市)に居たら、私は 第19回 GDG(木曜日) で話しますので、ぜひ声をかけてください。Pieter GreylingKasia Derc-Fenske が一緒に講演します。だから一度に三人まとめてに逢えますよ。



今週火曜日ですが、私がGoogle Mapsショートカット・エピソード「Google Maps SDK for iOSでタイルレイヤーの扱い方」を収録しましたよ。見てくださいね。


来週は Brett Morgan がMapsショートカットで Google Maps with Dartをやります。こちらもきっと見てくださいね。

今週はこれで終わりです。楽しい週末を、そしてマッピングも楽しんでください!


投稿者:Mano Marks(マノ・マークス)、Mapsディベロッパー・リレーションチーム

2013年6月13日木曜日

今週の地図:Citymapper Androidアプリ

元記事:Map of the Week: Citymapper Android App (2013年6月13日)

今週の地図は  Citymapper Android App を紹介します。Citymapper はGoogleのデータとアプリ開発者自身のデータが見事に結びついた素晴らしい例で、使いやすいユーザインタフェースのアプリです。ロンドン市民はCitymapperを使って、周囲にある地下鉄駅の場所、バスルート、タクシー料金、交通機関の状態などを知ることができます。私達の Google Maps Android API v2 を利用し、さらに Directions(ルート検索)ジオコーディング サービスを使用して作られています。


まず全ての最初は「何をしたいのか」から始まります。


そこから徒歩、自転車、交通機関、またはタクシーを得ることができます。何カロリー消費するか、タクシーの料金はいくらぐらいなのか、ということも教えてくれます。



地下鉄の閉鎖も知ることができます。



暴れ回るAndroidで遊ぶこともできます。


お気に入りの路線や駅を保存して、使いやすくすることもできます。このアプリは私達の地図とローカルデータを組み合わせた素晴らしいアプリですね。


投稿者:Mano Marks(マノ・マークス)、Mapsディベロッパー・リレーションチーム

2013年6月7日金曜日

今週の素晴らしい金曜日はタイリング

元記事:Fab Friday is Tiling (2013年5月7日)

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今日は金曜日ですね。そして今日の素晴らしい金曜日は、あなたを週末に導きますよ。

今週、Google Maps Engine チームが Maps Engine API を公開しました。Maps EngineのユーザがプログラムからMaps Engineのデータを操作することができます。また全ての開発者がMaps Engineのユーザが作成した 公開データ と情報をやり取りすることができるのです。いいですね!

また今週は、Chris Broadfoot(クリス・ブロードフット) がGoogle Maps ショートカットで、彼の Android Maps Utility Libraryを公開しました。 彼のコードはGithubで、説明はこのビデオで見ることができます。

来週は私が Maps ショートカットで Google Maps SDK for iOSでのタイルレイヤーの使い方を紹介します。

今週はこれで終わりです。また来週&楽しいマッピングを!

投稿者:Mano Marks(マノ・マークス)、Maps ディベロッパー・リレーションチーム

2013年6月2日日曜日

素晴らしい金曜日が戻って来ました!

元記事:Fab Friday is Back!(2013年5月31日)

最後に「素晴らしい金曜日」を投稿してから何週間か経ちましたね。それから沢山のことがありました。 えっと実は、Google I/Oがありました。それと私達はGoogle Maps JavaScript API v3の”ビジュアル・リフレッシュ”機能を立ちあげました。さらに100万以上のサイトでGoogle Maps APIが使用されていることも発表しました。 そしてGoogle Maps Android API v2とGoogle Maps SDK for iOSもアップデートしました。ワォ。随分たくさんのことがあったな...。

そして今、Google+上でGoogle I/Oのビデオハイライトのシリーズをやっています。毎日新しいビデオを投稿しています。今は Google I/O 2013 Google Maps モバイル・プレイリストをやっています。

他にも、I/O後からいくつかのGoogle Maps ディベロッパー・ライブの収録をしています。先週は Josh LivniMaps APIのビジュアルリフレッシュについて(The Maps API Visual Refresh)のショートカットを紹介してくれました。


そして今週は、Brendan Kenny(ブレンデン・ケニー)がMapsカレージエピソード「Crossfilterを使ったMap Dataの探検(Exploring Map Data with Crossfilter)」を紹介してくれました。彼は どうやってGoogle MapをCrossfilterのビューとして使用するかというデモンストレーションを紹介しています。つまりヒストグラムまたはグラフ内の選択は地図内に描画されている地図上の描画されているもので、マップを操作すると他のビューも変化します。


今週はこれでおしまいです。良い週末と楽しいマッピングを!

投稿者:Mano Marks(マノ・マークス)、 Maps ディベロッパー・リレーションチーム

今週の地図:Airbnb for Android

元記事:Map of the Week: Airbnb for Android(2013年5月31日)

今週の地図(アプリ)は Airbnb for Android を紹介します。なぜこのアプリを紹介したいかというと、ビジュアルと機能のリフレッシュGoogleウォレットの統合の他にAirbnb app for Android は、カスタムマーカやマーカ・クラスタリングのような高度な機能を使用しています。Airbnbチームはこれらの機能をGoogle Maps Android API v2を使ってアプリに実装しています。



宿泊するための場所を探すとき、各ホテルの1泊あたりの値段を含んだマーカを表示します。 カスタム・マーカ・イメージ を使って、ユーザが素早く判断をするための複数の重要な情報(値段や位置など)地図上に表示しています。 Maps APIを使って、直接描画したビットマップ、インターネットから読み込んだ画像のビットマップ、またはあなたのアプリに静的なリソースとして取り込んだ画像のビットマップから、カスタムマーカを作ることができます。




Airbnbアプリはさらにどのマーカが視覚的に重なっているかを判定するためにProjectionクラスを使用していて、それらを1つのクラスターマーカに置き換えて、いくつの場所があるか表現しています。マーカ・クラスタリングは開発者が地図の視覚的複雑性を制御することができ、同時に表示するマーカの数を減らすことでパフォーマンスを向上させることができます。ユーザが地図を操作すると、マーカ・クラスタリングは動的に変化するので、地図上に情報を表示する方法として良い方法です。

マーカ・クラスタリングは「密度」という3つめの重要な情報の一部を表示するのに最適なテクニックです。上の地図はサンフランシスコです。 Missionと Noe Valley付近にそれらがあるのがわかりますよね。つまりその辺りはたぶん訪れたり、探索するのに楽しいところなんですよ!

もしAirbnbチームのテクニックとビジュアルの向上について読みたい場合は、彼らのNerd Blogを読んでみてください!

投稿者:Paul Saxman(パウル・サックスマン)、Mapsディベロッパー・リレーションチーム